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文化財修復

阿弥陀堂内陣修復情報 宮殿修復 Vol.1「宮殿の解体」

宮殿くうでんの解体(2019.1.18)

阿弥陀堂内陣の修復が本格的に始まり、まずは、御本尊(阿弥陀如来像)をご安置する宮殿が解体されました。
宮殿のまわりに足場を組み、屋根を油圧ジャッキで持ち上げた後に、柱などの解体が行われました。職人たちは、細心の注意を払いながら、数多くある部品を一つずつ取外し、番付をして梱包していきました。解体された宮殿は汚損などを調査した後、順次修復が進められます。
阿弥陀堂内陣は、一時の静寂に包まれ、修復開始を待ち受けます。
※宮殿の修復は1984年以来35年ぶりです。

宮殿解体前の内陣

宮殿解体後の内陣

ジャッキで屋根を持ち上げている様子

解体作業

解体された宮殿の部品

屋根の組物部品

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